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のんきな心霊の世界。あなたも軽い気持ちで心霊体験。

 金比羅橋 考察


通称「琴平橋」。正式名称が「金比羅橋」になる。

埼玉県児玉郡上川町矢納から群馬県藤岡市坂原を結ぶ赤い橋で、

ピアノ線703本を束ね合わせた形式のメインケーブルを用いた日本最初の吊り橋。

1968年年4月竣工。








-調査-


霊障


・足をつかまれたり、女性の声が聞こえる。





という報告がほとんどである。

女の声程度なら、気のせいで済ませたいのだが、やはりここは神流湖にかかる橋なので、

それなりのナニカがあるだろうということで、調べることにする。





新井さん家の考察でも少し触れたが、この神流湖というのは

下久保ダムのために作られた人造湖だ。







ダムにはイワクがあるのが鉄則。

もちろん下久保ダムに関しても、建設中に死者がでるなどした暗い過去がある。

しかし、今回の霊障はあくまで「女」の声だ。ダム建設でなくなった作業員の霊ではないだろう。

むちゃくちゃ声の高い作業員だったら話は別だが。





霊障の背景となる噂には


・自殺の名所

・ここを訪れたカップルの死





というのが主なものだった。

特にこのカップル説には派生があり


・カップルの心中

・暴走族に投げ落とされた






と、自殺説と他殺説があり、他殺説のほうには話の尾ひれに

女性の遺体はいまだ未発見とある。





おやおやおや、他殺説の方はどうも穏やかではないね。





とりあえず、この金比羅橋の下にある神流湖での遺体発見情報を調べることにした。

自殺などの情報はそう簡単に手に入らないだろうと思いつつ、調べていくと

なんとこの神流湖。

死体がガンガン発見されていることがわかった。

と、言葉にするだけでは説得力がないので、具体的にいくつかあげていく。





・神流湖遺体遺棄事件

    2010年9月10日、白骨化した遺体が発見された。被害者は佐野航さん(当時19歳)。

    2011年1月22日、佐野さん発見現場対岸で茂田井行洋さん(当時33歳)の腐乱遺体発見。

    南魚沼市の建設会社「藤和」社長、更科朗容疑者ら5人を逮捕。

    5人のうちの一部が遺体を神流湖に捨てたと供述している。





・品田光美さん転落死

    2009年6月4日、神流湖沿いのがけの下に車が転落、湖から遺体が発見される。






などがごく最近の事件事故があるが、僕が注目するのはこの事件だ。


・埼玉若妻失踪事件(未解決)


    1984年8月31日夜から、結婚間もない女性が車を自宅近くに残し、行方不明となる。

    同年9月2日、神流湖からこの女性の身分証明書・健康保険証・おまもりなどが、

    釣り人に発見される。同日、発見場所より数百メートル上流で、彼女の白いバックを発見。
   
    一年後、窃盗及び、ほかの女性への監禁容疑で逮捕された男が、その手口や現場が近いことから

    この事件への関与を疑われたが、逮捕容疑の女性も含め否認。

    失踪事件は未だ未解決となっている。






この事件。岡安さん本人が自ら失踪した可能性もある。

警察の調べでは家庭内に問題はないとのことらしいが、他人の家庭のことなど

当人達でなければわからない。

が、状況的に、新婚ホヤホヤであることや、ほかの人との会話をとっても

自ら失踪ではなく、事件に巻き込まれたものだと思う。






そして、この注目すべき点というのは、神流湖からは遺体が発見されていない点だ。

彼女の所持品は見つかっている点をみると、やはり他殺の可能性は高いと思う。

僕の想像でしかないが、彼女はすでに殺害され、金比羅橋から神流湖に遺棄されたのではないか。

もしくは遺体は別の場所とも考えられる。





ここで、金比羅橋での霊障の背景を思い出してほしい。

「暴走族に投げ落とされたカップルのうち、女性の遺体が発見されていない」





僕は、この噂とこの事件には繋がりがあると考える。

他殺である点、死体が見つかっていない点、それが女性である点。

ここでの噂は、この事件を元にしてつくられた物なのではないだろうか。





そもそも、この神流湖では自殺・他殺を含め、たくさんの死体が発見され続けている。

もちろんそんな場所に、悪い噂がたたないはずがない。

そこへ、こんな未解決事件が起これば、それにまつわる噂は発生して当然だ。

そしてそれが世に広まると同時に、話にいろいろな尾ひれがついていく。





殺人事件を起こす部類として、おそらく暴力というイメージに近い「暴走族」や「ヤクザ」という人たちが

一般的にはあげられるだろう。

現実にニュースとしてあげられる殺人事件は、圧倒的に一般人が多い気もするが、

やはり、殺人→悪いこと→悪い人→そういう人達

っと、僕たちの頭の中では出来上がっているのだろう。





そしてこの未解決事件の噂に「暴走族」という単語が加わったのではないだろうか。





金比羅橋の噂には、これ以外にも「ヤクザが殺人を起こす現場として使う」とか

「ヤクザが死体をここに捨てにくる」とかもある。

やはりこれは噂がつくってしまった、ただのイメージではないだろうか。





ただ、そのイメージが広がるとともに、それが現実となることもあるだろうが。





ともかく、この金比羅橋での噂は、この未解決事件が元になっているのだとすれば、

1984年以降に、この噂が広まったということが必要となる。

しかし、それを証明することはとてつもなく難しい。

逆に、1984年以前に、この噂があったとすればこの仮説は崩れるのだが、

今現在それを発見するに至っていない。









-結論-

・確かに毎年、いくつもの死体があがる。

・実際に死体遺棄事件の場所になっている。
 
   殺害場所は別。あくまで死体遺棄の現場。

・神流湖を舞台とした未解決事件がある。

・金比羅橋での霊障の噂は、それが元になっている。

・でもそれって神流湖の話で、金比羅橋じゃなくない?

・じゃぁ、本当に怖いのは神流湖じゃない?









金比羅橋は観光スポットでもある。

その下の神流湖は減水すると高確率で死体を発見できるそうだ。

うまくいけば、あなたも第一発見者になれるかもしれない。

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